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 あんまり考えないようにはしている。これからのこと。考えたってわかるはずないもの。深夜のカフェでタバコを吸いながら、甘ったるいバナナジュースを飲んだ。眠気がピークにきていて、よく覚えていないけど、隣の男の子たちが好きな女の話をしていて、可愛いなと思った。

 落ち着いた空間だけど、席が少ないのでお客さんが何人かまた羽目になる。それを見ていたら、ゆったりできなくて、早めに出た。外は寒くて耳がちぎれそうなほど冷たくて、酔っ払いたいの声がシャッター街に響き回っていた。

 私は「眠いなぁ」と口に出して、早くおひらきにしたい旨を伝えた。察しろよバカ、と相手ではなく空に向かって睨みを効かせる。なんて楽しくない話題のない時間だったんだろう。でもタバコをもらえたからいいか。プラマイゼロだ。また本数が増えていく。命は縮まる。それでいい。